国際標準化機構が制定したISO9000、ISO14000、ISO27000などは、国際的な認証規格として知られています。ISO9000は、モノの製品やサービスの提供を行う企業を主たる対象として、最終的に提供(納入)されるモノの品質が、その提供を依頼した顧客の要求に合致している確率が高いことを保証するための品質規格です。ISO14000は、主として製品を製造・販売する企業が、その設計や生産、さらに配送や廃品の回収の全ての段階において、地球環境の維持に配慮し、環境を破壊することがないように工場の建設、製品の生産・輸送・貯蔵などを行い、補修部品などについても同じように環境に配慮し、製品が利用されなくなった段階では、その廃棄によって、環境を汚染することがないように管理していることを保証するための規格です。ISO27000は、業務を行う全ての組織において、業務の遂行のために収集した情報、特に個別の顧客先の情報などを、その収集目的に合った方法で利用し、他の目的で利用しないこと、他の目的で利用されることがないように情報の保管管理が行われ、適切な時期に正しい手順で消去・廃棄されていることを保証するための認証規格です。
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